【保育園ができるまで】知ってるようで意外と知らない?
園ができるまでの流れ

街を歩いていると、たまに聞こえてくる子どもたちのコロコロした笑い声。あ!保育園だ!
そんな風に保育園を目にすることも多くなってきました。身近な存在になってきた保育園ですが、『園ができるまでの過程』については保育士さんも知らないことが多いのではないでしょうか。その裏側をお伝えする【保育園ができるまで】シリーズ。今回は保育園ができるまでの流れをご紹介します。


<開発担当 Mさん>野球が好きなサバサバ系お兄さん。何もない空間に保育園の構造をイメージできる特殊能力を持っているとかいないとか…。

<聞き手・スマくん>企画から取材、ライティング、動画撮影ADまでこなす、さくスマ編集部の影のドン?!

目次:
保育園の場所ってどうやって決めるの?
「認可」保育園って誰が認可しているの?(次ページ)
いよいよ着工!そして開園へ…(次ページ)

保育園の場所ってどうやって決めるの?

保育園の立地はあくまで利用者さん目線で

今回は保育園ができるまでの全体の流れを聞いていきたいと思います。 いつも疑問に思ってるんですが、保育園ってだいたいいつごろから準備をしてるんですか?

保育園ができるまで、実はだいたい1年から1年半ほどかかっています。 まずは何よりも保育園を建てる土地を見つける!土地の探し方はいくつかあって・・

さくらさくみらいの土地の探し方

  1. 関わりのある業者さんからの紹介
  2. 新規の建設業者さんや不動産業者さんからの紹介
  3. 直接オーナーさんから相談いただく
  4. 自社で探す

だいたいが1、2の業者さんからの紹介で、まれに3、4のケースが発生します。

へぇ~。紹介が多いんですね。業者さんから話があったときは、どんな基準で選んでるんですか?

さくらさくみらいが立地の中で大切にしているのは、『基本は23区』『保育園のニーズがあるエリア』『駅から近い』の3点。 保育を必要としている人たちにサービスを提供したいので、ニーズのあるエリアという条件は欠かせません。そして駅から近いという点は、利用者さんが送り迎えに便利、というのはもちろん、働く職員が安心して働ける環境、という意味でも重要視しています。

なるほど。確かに先生たちの出勤のしやすさを考えると駅チカの場所は便利だし、防犯を考えても安心ですね。 でも、駅チカってお高いイメージがありますけど…

もちろん、駅チカ物件の方が比較的賃料が高いケースが多いです。 当然収支のことも考えますが、保育園のニーズや利用しやすさなどのバランスが大切だと思っています。一定額までは補助金が出たりもするので、多少高くても利用者さん目線を優先することが多いですね。

ちなみに、駅チカなどの良い立地でも園児さんが集まらない…っていうこともあるんですか?

そんなことがないように、条件に当てはまる土地を見つけたら、そこの土地に保育園を必要としているか確認をします。先ほどお伝えした「保育園のニーズ」の確認ですね。 東京23区の場合、各区のHPに保育園運営事業者の公募募集の案内があるので、そこで“今この土地に保育園を必要としているか”をチェックします。 各区によって差があり、ピンポイントで丁目まで指定があるところもあれば、〇〇町エリアと広域で募集している区もあります。

ちなみに最近はどのへんのエリアが特に保育園のニーズが高い、とかあるんですか?

今は中央区が多いですね。中央区で2021年4月に新たに2施設開園しました。

公募募集案内に記載されている情報に合致した土地が見つかったら、最後にオーナーさんの気持ちを確認します。家賃や契約期間などの条件をお伝えし『保育園を建てたい』と思ってもらえたら土地の確保は完了です。

保育園は「子どもたちの成長を支えたい」想いの現れ

土地のオーナーさんは保育園を建てる以外にも、コンビニを建てたり、マンションを建てたりなど、たくさんの土地の運用方法があると思いますが、その中でオーナーさんにとって保育園を選択するメリットって何なんでしょう?

オーナーさんのメリットは大きく二つだと感じます。

  1. 安定した収益
    認可保育園は補助金から運営費を捻出するため、景気などの影響を受けづらいポジション。そして都内を中心に待機児童も多くいるためニーズがあります。
    もちろん地主さんは保育園以外の土地運用の選択肢も山ほどありますが、認可保育園という性質上、賃貸事業の中でも安定した運営が行われるのがメリットの1つだと思います。
  2. 地域貢献
    地域貢献のために土地を活用したいという地主さんはたくさんいます。地主さんの中には代々その地域に住んでいる方が多く、ずっと住んでいる思い入れのある地域へ貢献をしたい・・・そういった想いを持っている方が多くいますよ。保育園は保護者の方の子育てのサポートをし、子どもたちの成長を支えることのできる施設。『自分の土地を活用して未来の社会を担う子どもたちの成長を支援ができる』ことに魅力を感じていただけています。
「地域貢献」かぁ。オーナーさんのそういう想い、すごく嬉しいですね!その地域に保育園がある。ということはそこに子育てを応援したいと思ってくださる方がいる証にもなってるんですね~。

そうですね。他にも不特定多数の出入りがない施設で安全性が高いことも良いところです。 さあ、土地を見つけたら次は行政への提案です! 特に認可保育園は審査のためにクリアしなければいけない項目が多いので、覚悟しておいてくださいね~。

ううぅ…行政って聞くだけで、なんか背筋がギュン!となる気がします…。お手柔らかにお願いします。

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